当社は使用材料に大きなこだわりがあります。
屋根工事を施工する為に、どの材料が良いかを日々追求しております。
瓦を固定する材料は丈夫なステンレス製を使用します。鉄製の物は年数と共に膨張や錆び等で強度を失い、また銅製の物は酸性雨で強度を失ってしまいます。
現在の環境に最適な材料を選び、地震対策や台風等にも強さを発揮します。
ゴムとアスファルトを組み合わせ、繊維も含まれた防水シートは、夏の暑さによる熱ダレや膨張・冬の寒さによる収縮にも強く、野地板(下地)を守り、雨の侵入を防ぐ最良の材質です。
鈴木瓦店で使用する木材は通常の木材とは異なり、防虫・防腐加工が施され、耐久力のある仕上がりとなっています。幅も長さも強度・耐久性に優れるよう特注しています。
また、木材を固定する釘も特注の亜鉛コーティングが施され、桟木との相性の良い材料を選んでいます。
瓦の名産地である、三州(愛知県)から直接取り寄せ、麻ヅタを混ぜて土練り機械で練ります。
近年では市販されている土が主流ですが、当社独自の葺き土は、規制品より数段に強度・粘りが強く、耐久性にとても優れています。
瓦と共に長く屋根を支えて欲しいと願う代表の思いが、本場の瓦材の粘土に込められています。
岡山産の最高級の漆喰は、吸湿に優れ、土との相性も最適な材料です。
鈴木瓦店では、セメントをベースに樹脂配合された物に麻ヅタを加えています。従来のものと比べ、強度・付着力・耐久性に数段優れており、割れ・縮みのない画期的なものです。
28年前に施工した現場でも、当社使用の漆喰は健全な状態を保っています。