スレート屋根を軽量樹脂瓦へ 軽量化と快適性、耐久性の3つの向上
投稿日:2015年10月09日
冬前のようやく工事がはかどる季節になりました。今年は雨の多い一年でしたから、全体の工事が
遅れ気味に推移していました。ようやく、仕事日和の時期になりましたね。
今週は、古い漏水が見つかったスレートの屋根を撤去して、軽量の樹脂瓦に葺き替え工事を
行っています。スレート同様の重量で非常に軽量なのは勿論の事、耐久性と快適性に優れた
とても優秀な屋根材です。
今工事では、古いスレートを剥がして腐食のある下地板を張り直した上で、遮熱の防水シートを
使って屋根全面を覆い、間接取り付けの固定桟木を打ちつけて樹脂瓦を施工しています。
頂上の換気塔も設けて、小屋裏の快適性も増しました。
具体的には、スレート屋根材と違い
①直接下地に固定しないため、熱伝導が少なく暑さ寒さを室内に伝えにくい。
②スレートと同じ重さながら、5倍の厚みがあるため壊れにくく、ガルバリウムのような曲がりも起きにくい。
③台風のような風を伴う雨の際にも、下地に密着していないため、水が通りやすく乾きやすい。雨漏りも起きにくい。
といった、長く住まいを丈夫で快適に保つ工夫が多い屋根材です。
今年の冬から、一年を通じて快適に過ごしてもらえる住まいになりました。