投稿日:2020年02月05日
暖冬の年始が続いていますが、皆様体調は如何ですか。
コロナウイルスに恐怖を抱きつつ、一刻も早く災害復旧が進むよう
工事を進めております。お待たせしている皆様、順番が解消されつつ
あります。今しばらくお待ちください。
昨年の台風は雨台風であったため、見た目には問題ないけれども、雨漏りが
起きている現場が多く見受けられました。
瓦の経年劣化と共に、年数経過で劣化が進行してくる主たる部分は
防水シートです。
近年の防水シートの進歩は素晴らしいものがありますが、20年以上前の
住まいでは過渡期の材料が多く使われています。
ビニール系の複合シートもその代表で、年数経過とともに口空き・穴あき
引き裂けが多く見られます。通常の雨では、瓦の機能で雨が漏ってくる事は
ないのですが、風を伴う雨の際には漏水につながるケースが多く、
瓦が再利用可能でも、屋根材ごと交換される工事が増えてまいりました。
剥がれない材料も素晴らしいのですが、飛ばない施工で快適性の向上を
行うことも大切な仕事の一つです。
昨年から、瓦再利用の上で防水シートを更新する工事も若干ながら増えて
おります。建物の健全性があってのことですが、引き続き住まいを守る
瓦屋根も再利用というエコロジーにつながっていますね。
大切な住まいをお守りできる工事を心がけてまいります。